四川豆花飯荘 東京店と言えば東京丸の内の新丸ビル内にある有名な四川料理のレストランです。
本店はシンガポールにあり、海を渡ることで本場四川料理が進化し、「シンガポール四川」と呼ばれているそうです。
このレストランでの一番の特徴ですが、ティーマスターと呼ばれる茶藝職人がおり、ジャスミン・紅なつめ・百合根・龍眼・菊花・クコ・クルミ・氷砂糖で構成される八宝茶と呼ばれるお茶を茶藝職人が注ぎ口が1mもあるやかんで芸術的にお茶にお湯を注いでくれます。
芸術的な雲白肉
豚バラ肉のガーリックソース
ここで私は芸術的な雲白肉に出会いました。胡瓜がバラの豚肉で巻かれているものが放射状にお皿に配置されていました。
姿も最高ですが、大蒜の効いたこのソースが絶品この上ないおいしさでした。
台湾でも、豚肉が物干し竿のようなものにぶら下がっている雲白肉に出会ったことがありますが、雲白肉は飾りつけにこだわりを出したくなる魅力があるのでしょうか。
誰が見ても美味しい海老
ここではオーダビュッフェを実施しているのですが、海老料理がとっても多く、使われるソースもいろいろあって、海老だけ堪能しても十分に満足することができます。ロブスターのチリソース
ロブスターのチリソースはオーダビュッフェで、1度しか注文できない特別メニューになっています。他には北京ダック、フカヒレの姿煮、アワビの姿蒸しがあり、四川 三種冷菜の次にこの4品がほぼ連続的に供されます。
因みにロブスターのチリソースはロブスターと旬野菜の炒めに変更可能でしたが、このチリソースは今まで食べたチリソースの中では5本の指に入るほどの絶品だったので、こちらをチョイスしたのは正解でした。
このソースは食べお終わった後もソースとして残し、味変に使いました。
車海老の四川チリソース炒め
こちらは四川チリソースの料理を炒めた感じの料理でした。ソースは豆板醤と泡辣椒を使っているそうで、本場四川の作り方に近いそうです。
ケチャップ味のエビチリも良いですけど、こういう料理も美味しく、中華料理の幅の広さを感じました。
天使海老の麻辣炒め
四川料理の店でさらに麻辣と名の付くものを選択するにはそれなりの勇気がいります。当然、サーブされた料理は目で見ても、ちょっと危険な感じがします。
後で知ったのですが、この四川豆花飯荘で供される料理の中で1,2を争う辛さのようです。
口の中が火傷したかのように食べましたが、美味しさの方が勝り、完食してしまいました。
海老以外の料理
北京ダック
ここの北京ダックは自分で巻くタイプの供され方でした。ですので、甜麺醤もネギも自分で加減することができるので、自分好みの味付けにできるのがとても良いです。
ここの北京ダックは皮から完全に肉をそぎ落としたぱりぱりタイプで、ご丁寧に海老煎もついていました。
これが1回きりというのはちょっと残念かもしれません。
四川豆花飯荘 東京店 (四川料理 / 大手町駅、東京駅、二重橋前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0